特定小電力無線モデム KRM-920
特定小電力無線モデム KRM-920
KRM-920は免許不要な特定小電力無線規格を利用したデータ通信モデムです。 400MHz帯の特定小電力無線や、デジタル簡易無線と比較して、高速の通信を行う事ができます。
シリアル通信を無線化して、水位・雨量・温湿度等のテレメタリデータ転送や、RTK-GNSSの補正情報伝送などに利用できます。
特徴
ライセンス不要 特定小電力無線モデム
920MHz帯特定小電力無線規格
高速(データ通信速度50kbs)
20mW出力で遠距離データ通信(屋外見通し1200m)
軽量・コンパクト・防水設計
本体サイズ:W70 H118 D35(mm) アンテナ:190(mm)
重量:220(g)
保護等級:IP54
マルチチャンネル機能で混信防止
3波の周波数でグループ運用。通信可能な周波数を自動で選択します。
10チャンネルの周波数グループを選択可能。
中継機能
最大2台を中継機として送信側・受信側の間に設置し、通信距離を延長させることができます。
中継経路は、送信側の設定によって決定されます。(中継モードで使用する場合は1波の周波数での運用になります。)
1:1 1:N 通信機能
宛先を指定した1:1通信の他、複数の無線機へ一斉に送信する1:N通信が選択できます。
RTK-GNSSで一斉送信を用いれば、一つの基準局から複数の移動局に対して同時に補正情報を送ることができます。
外部電源不要で運用可能
リチウムポリマー電池を採用し、連続10時間の使用が可能です。
充電端子の電圧はDC5Vです。モバイルバッテリーなどを使用して、現場での充電もできます。
1/4インチ取付ねじ
本体底面に1/4インチネジ穴があけてあります。カメラ用三脚に取付可能です。
専用の取付金具を利用すれば、RTKポールに簡単に取り付けることができ、取り回しもすっきりします。
外部電源供給型(特注仕様)
車載用バッテリ(12V/24V)からの電源供給を想定したモデルです。
DC8V~12Vの電源で駆動させることが可能です。
使用例
RTK-GNSSで補正情報を送信する例